コロナ以降の風景
4月某日 18:10 休業中のスターバックスの店内、白い布がかけられている
2年前から運転の仕事に就いている
コロナ以降
当社では出勤前と客先へ出発する前の計2回検温する事が義務となった
とりわけ都会の風景は様変わりした
営業しているのはここ最近進出してきたドラッグストアーくらい
目抜通り沿いの大部分を占める百貨店、ファッション系チェーン店、飲食店には「コロナによりしばらく休業中」等の紙が貼られている
時には車線取りを微妙に争うライバル
タクシーは明らかに少ない
しかもほぼ空車
なぜか自分的にはコレが意外と寂しい 笑
行き交う人々・車は私と同様、ほぼ仕事がらみだろうか
それらの風景をみながら
笑いさざめく人々を横目に、時間と戦いながら独り走っていたついこの間を、ふと懐かしく思う
街と人とは互いにエネルギー交換しているようだ
一方に活気があれば他方も自然と影響される
逆もまた然り
コロナ以前
18:00の街は、仕事や学校から解放された人々、今から何かに向かわんとする人々などの独特なエネルギーで満ちていた
自分にもかつてその中のひとりだった頃がある
そういったかつての風景がいつ戻ってくるかは今のところ誰にもわからない
それでもいつかは来ると信じよう
そして忘れずにいよう
行き交うひとりひとりのエネルギーが、街を動かすために、社会を動かすためにいかに貴重かを