英ケンブリッジ大学がチャイナ・マネーに負けた!?
2日前の気になったニュースです。Newsweek日本版より
また、いかにも週刊誌っぽいタイトルですね (^^;)
記事の内容
- 英・ケンブリッジ大学が習近平政権の要請に応じて、Web上の天安門事件関連情報を遮断した。これにより、中国国内から天安門事件関連の論文へのアクセスが不可能となった。
- 英・ガーディアン紙はこの事実を報じるにあたり、「ケンブリッジ大学は習近平政権の権威主義的なやり方を明らかにした」という表現をした。
- 執筆者は、日本がチャイナ・マネーに尊厳を売り渡すことのないよう忠告している。
これを見て思い出した記事がある。
エリザベス英女王、中国使節は「とても失礼」と 録音されていた会話で - BBCニュース
”2015年10月に行われた習主席のイギリス公式訪問は、中国の対英投資拡大を図る英国政府の外交政策の一環として実現した。”
いわば、イギリス政府が中国というお客様に対して、エリザベス女王へのお目通りという最高のおもてなしをした形である。
訪問が一見滞りなく終わったその半年後に、
エリザベス女王:
「運が悪かったですね」「中国側は大使に対しても失礼だった」
責任者:
「はい。とても失礼で外交的ではありませんでした」
という会話を(イギリス政府は)公開した。
国を運営するのに、経済発展は切っても切れない要素だ。
一方で、英国の真意はここにあるとさりげなく主張する。
さて、今回の記事に戻ると…
Newsweek日本版のタイトルにある「チャイナ・マネーうんぬん」はさておき、今回の英国の真意はここにある。
「ケンブリッジ大学は習近平政権の権威主義的なやり方を明らかにした」
なばなんは、イギリスのこんなところに「いいね」を送りたい。